2021-06-10 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
それから、歯科医療関係者を対象といたしまして、歯科医療関係者感染症予防講習会におきまして、HBV、B型肝炎ウイルス等の特徴を踏まえた院内感染対策等に関する講習会を実施をするとともに、このような研修への歯科医療従事者の積極的な参加が重要であることを都道府県通じて周知しております。
それから、歯科医療関係者を対象といたしまして、歯科医療関係者感染症予防講習会におきまして、HBV、B型肝炎ウイルス等の特徴を踏まえた院内感染対策等に関する講習会を実施をするとともに、このような研修への歯科医療従事者の積極的な参加が重要であることを都道府県通じて周知しております。
我が国におきましては、一九八五年から母子感染防止対策が始まっており、今も進められていると承知しておりますけれども、従来から極めて少なかった遺伝子型AのHBVが主に欧米から性感染症として輸入され、短期間に我が国にも蔓延しているということも知られていることであります。
ジェノタイプAe型のHBVは、平成八年以降に日本での感染例が増加してきています。また、これは成人以降に感染しても一〇%前後がキャリア化することが分かっている。一方、従来より日本に多いジェノタイプCとBのB型肝炎ウイルスは、成人してからの感染ではキャリア化することはまれです。 現行、ジェノタイプAe型のHBVに持続感染している方は、給付金支給の対象外とされていますね。
この欧米から持ち込まれたタイプのHBV、成人の感染でも約一〇%キャリア化すると言われております。さらに、分子標的治療などの最先端医療によってHBV感染既往者におけるHBVの再活性化などの問題から、HBV肝炎リスクの高い方への選択的接種から、全出生児を対象にHBワクチンを接種するユニバーサルワクチネーションへの移行が喫緊の課題ということも言われています。
ただ一方で、最新の知見では、母親以外の家族との同居生活や保育所での集団生活におきまして、HBV持続感染者の体液を介した水平感染が一定の割合で生じるということも知られておりますし、そういう面では、この母子感染防止対策だけではB型肝炎ウイルスのキャリア化というものを確実に予防することは難しいと考えております。
確かに、これは、先ほどからも出ていました、WHOはB型肝炎ワクチンの接種を提唱しており、二〇一四年の末時点において幼児に予防接種を行っている国は百八十四か国、また世界における接種率は八二%と推計されていますが、しかしながら、WHOが五歳児を対象にB型肝炎ワクチンの定期接種化を勧奨しているのは五歳児のHBVキャリア率を二%未満とするためですが、日本では一九八六年より始まった新生児期の母子感染防止対策によって
こういったことも踏まえて、ロタウイルスという一つ例を出しましたけれども、HBVというB型肝炎の原因になっているウイルスもあります。そういったウイルスに対するワクチンの開発、そして、こういった新しい予防接種法に基づいては、そういったワクチンギャップ解消のために、公費助成なりいろいろな形で組み入れていただくようなことも要望として挙げたいというふうに思っております。
そして、HIV、HCV、HBV、この三つを一緒に感染していると、それだけ発症が早まったりするわけです。今、多くの政府の御努力もいただいて、HIVに関しては発症抑制はかなりのところまで進みました。これは本当に感謝申し上げたいと思います。しかしながら、重複感染していることによって、C型肝炎の方々が今、肝硬変、肝がんへと移行している状況というものは政府としてつかまえておいででしょうか。
そして、血友病患者でいえば、HIVという問題では大変大きな社会問題になりましたけれども、あわせてHCV、HBVという問題で多くの罹患者を出しているということは当然周知の事実ではなかったんでしょうか。だから、そういった調査を今までしてこなかったということ自体が怠慢じゃないですか。この辺どうでしょう。
そこで、HCV、HBVの問題が抜けたというふうにおっしゃっていますけれども、この静岡の大学生の問題というものは、この時点で報告を受けていた。HIVの、エイズの検査を受けてほしいと言われた。このときに、C型肝炎の検査を受けてくれということは一切言われなかった。そして四年後になって、自分が大学生になって、大学の健康診断において初めて、肝機能が悪い。調べたらC型肝炎であった。
また、会社におきましては、念のために、このロットを使用いたしました患者につきまして希望がありますと各種の検査、HIV、HBV、HCV、肝機能等を実施いたしておるところでございます。